再征服の時代 4
奇妙なことに、アングロサクソンの諸国においてさえ、市場への呼びかけを根拠づけたのは・・・
すでに確固たる地位を築いた私的権力(巨大私企業)が公共の広大な邸宅にもぐりこもうとするのを食い止めようとする意思よりもむしろ、株主を中産階級にまで押し広げることによってより大衆的なものにしようとする可能性でした。
その少し前から、中産階級はすでに不動産所有(持ち家)の快適な生活を手に入れていました。
このような民営化の手続きは、再国有化をおこなうあらゆる可能性をはるかに困難なものにしました。
それに加えて、資本主義の社会統合を促したのです。
金融資産の民主化によって、資本主義は慢性的な異議申し立ての手の届かないものとなったのです。
大型成長は耐久消費財の使用を普及させました。
こうして、市民の過半数が持ち家の所有者になることを可能にしたのです。
いまやあらゆる資源が・・・
ごく微々たる資産でさえ、「株式」にとってかわられていますが、これからはいかなる政治的・社会的運動も、社会システムを支えかつ導く私的所有にとって最小の脅威になることすらももはや間違いなくありえないでしょう。
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