再征服の時代 3
日本自身が、ごくわずかの国有企業のうちいくつか(NTT、国鉄)を私的セクターに委ねました。
いたるところで、もっとも多くの赤字を抱えた産業活動は、エネルギー、輸送、電気通信、航空機製造、自動車製造といった伝統的に公共領域に委託された企業の活動でした。
いたるところで、公的な介入の余地が狭められたのです。
民営化、規制緩和、脱公営化が一体となって進みます。
いたるところで、「政治」が、自殺とまではいかないにせよ、少なくとも「経済的なもの」に道を譲ることで満足するようにみえました。
資源の管理は最適なものに近くなりました。
・・・にもかかわらず、この民営化の方法ならびにその条件・・・
これは国によって多少の違いはありますが、これに関する議論は、間違いなくこの「政治」の後退が思ったほど顕著ではなく、またそこには下心があったということを語りだしています。
重要な、ほとんど常に象徴的な諸企業を非国家化する手続きにはさまざまな可能性がありますが・・・
これらの手続きの間でなされる選択が、技術的なものに見えるのは外見にすぎません。
真の争点はやはり政治的なものだったのです。