国際結婚と男女 2
彼は言葉を続けました。
「彼女を引きずっているうちに、サクランボが道に散らばり、あたり一面に転がりました。
それを拾いだすと、彼女も拾います。
二人で腰をかがめ、赤いサクランボを一粒一粒拾ったんです・・・
つぶれたサクランボ、裂けてしまったサクランボ・・・
それはぼくの心のようにつぶれ、裂けてしまったんです」。
彼の声は細くなり、涙が頬を濡らしているのに、拭おうともしませんでした。
「腰を下ろしました。
彼女はどうしようもないと言います。
北京には自分を受け入れてくれる場所がないので、この人のところに来るしか道がないのだと言います」。
わたしは彼に早く立ち直ってほしいため、国際結婚 相談所に入ることをすすめました。
その甲斐あって今は新しい恋をしています。
その新たな存在によって、心の傷も癒えたようです。